経営改善計画策定支援

支援事例① 経営改善計画策定支援

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■ 本件は、経営改善計画策定支援事業の案件で、経営サポート協会を経由した案件としては大阪府で初めてのものである。

 対象企業は、信用金庫3社からの府・市保証分10口、プロパー分1口、さらに日本政策金融公庫1口についてリスケジューリングを受けていた。新規融資が受けられない状況であった。

平成25年8月29日、借換融資により債務をまとめ、月々の返済負担を軽減させる金融支援を受けるため、事業利用申請書を提出した。

9月から10月初旬にかけ事業計画を策定、10月25日に経営サポート会議開催となった。経営サポート会議開催に向け府保証協会期中支援課に相談する中で、経営力強化保証による借換保証を利用するという方向性がはっきりとした。また、運転資金の確保のため、日本政策金融公庫に経営力強化資金融資をお願いすることとした。

26年1月末に全ての融資が実行されたが、今般の金融支援により、対象企業が向こう1年間約定通り返済を行なえば、正常先となり、新規融資にも道が開かれることになる。

26年7月より、半期ごとのモニタリングを行う。

支援事例② 中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業への支援

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■ 本件企業は平成26年4月10日付で、中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業の事業計画書を提出し、平成26年6月30日承認された。

■ 「環境IT化による加工生産工場の生産プロセス改善」という事業名で、分散する生産拠点に対して、加工情報一元管理など生産プロセスを改善する環境IT化を実施し、低コスト化・短納期化・品質安定性及び安全性の向上を目標に、自社の競争力強化を実現するものである。

弊社は認定支援機関として、本事業に係わる競争力強化についての確認書を作成した。

また、会社の5ヶ年計画を作成するとともに、中小企業の会計に関する基本要領の適用に関するチェックリストを作成した。